ハーブ収穫&蒸留体験会の後半
いよいよ水蒸気蒸留の体験会です。
ハーブ収穫&蒸留体験会報告(その1)はこちら
使うのは収穫したばかりのハーブや
あらかじめ用意しておいたドライハーブ。
今回はアランビックという昔ながらの銅製の蒸留機を使用します。
この銅製蒸留機は蒸留水に銅イオンが入って品質が安定した精油(エッセンシャルオイル)や蒸留水(ハイドロゾル)が出来るといわれています。
古くからお酒の蒸留などにも使われますね。(というか、そちらがメインなのかな。)
さて、
まずは、スキンケア製品に配合するエキスの製造方法などについて簡単に説明し
水蒸気蒸留法の簡単な解説の後、
理屈よりは早速やってみましょう。 ということで
まずはハサミで生のハーブを刻んでいきます。
刻んでる最中も、生のハーブの香りは本当に癒されますよね。
刻んだハーブは布に包んでポットに入れます。
そして蒸留機をセットして、点火。
普通の蒸留はラベンダーならラベンダーだけ。
ローズならローズだけで行うのが普通ですが
今回は、数種類を同時に蒸留する方法です。
しかも、ラベンダーなども花だけでなく茎も一緒に蒸留してしまいます。
こんな事はたぶんネオナチュラルしかやっていないと思いますが
一部分だけを使うよりも、こうやって多くの部位を全体として蒸留した方が、お肌によい物が出来上がります。
そして、
農場で取れたてのアップルミントで作った冷たいミント水を飲みながら
待つこと約10分。
あ!!
出てきましたよ。
蒸留中、簡単なスキンケアセミナーも行っいました。
みなさん、ホント勉強熱心ですね。
今回は2つの蒸留機で、
一つはローズを中心にしたブレンド
もう一つはラベンダーを中心にしたブレンド
で蒸留しました。
取れたての蒸留水の香りをかいで
みなさんニッコリ。
そして、出来た蒸留水のお好きな方と
農場でとれたヘチマ水を使って
化粧水を作ってもらいまいました。
特に午後からはかなり暑かったと思いますが、皆さん頑張って収穫もしてくれて
今回の体験会も大成功でした。
ハーブの蒸留体験会は秋にも開催する予定です。
また是非農場にお越し下さいね。
↑写真は農場のボリジの花です。
ハーブ収穫&蒸留体験会報告(その2)
—
in 母袋有機農場