以前、僕が農場の土地を探しているときに
郡上市の水野さんに色んな場所を案内してもらいました。
ネオナチュラル母袋有機農場は国道156号線から東へ10kmほど山間に入った上栗巣という地区にあるのですが
水野さんの運転するバンの助手席で、この道中の景色を何となく見ていたら
この雰囲気がホントに素晴らしくて、一発「ここがいい!」って気に入ってしまいました。
どこといって特徴があるわけでもなく、目立って綺麗な山があるわけでもないのですが
道の回りの田畑や、山々、それに道沿いの栗巣川、そこに生活する人たちの雰囲気が感じられて
これがなんとも素晴らしいのです。
「空気感」とでもいうのでしょうか?
この景色は、何度来ても、何度見ても心和む景色。
農場に近づいてくると徐々に心がゆるんで来る、そんな雰囲気があるんです。
今は日本中の何所の田舎に行っても、本当の「田舎の景色」は非常に少なくなってしまいました。
これは農場がある集落の山の上の道からの風景です。
↓
未だに、先人が苦労して築いた段々畑の石垣が多く残っています。
散歩の途中で合う小清水家のソース君。
あうと必ずエサ鉢をくわえて尻尾をブンブンふって喜びます。
「はよ、メシよこさんかい!」
でも、この母袋の集落にも
使っていない農地がかなり多くあります。
こういった活用されていない農地(耕作放棄地といいます)の全国の合計は、平成17年で埼玉県に相当する面積38.6万haになっています。
なんと もったいないことでしょうか、、、
来年は、こういった休耕田を借りて、地元の皆さんにも協力してもらって化粧品原料の栽培を行って行く予定です。
こんな素晴らしい土地で栽培したハーブが化粧品になったら
凄いじゃん!
って一人にんまりしてしまいます。
露天風呂計画も着々と進行中です。
来週は、いよいよ樽風呂を組み立てます。
里山の風景
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