こんにちは(^▽^)/スタッフ河野(かわの)です。
農作物にとっては恵みの雨となった9月13日、
ネオナチュラル母袋有機農場で『秋のオープンファクトリー』を開催しました。
良質な有機原料を栽培する農場は、ネオナチュラルのスキンケアを作る上で根幹となる場所。
今回のイベントは、スキンケア素材がどのような環境で栽培されているかといったことから、ネオナチュラルのスキンケアの考え方、農場の目的など、実際にご覧いただきながら体験する場となっています。

ご参加者様の中には、地元愛知はもちろんのこと、神奈川県や岩手県など遠方からお越しいただいた皆様も。ありがとうございます!
御礼のご挨拶とともに、オープンファクトリーの開幕です♪
開会のご挨拶では、少しお時間をいただき、農場の目的など大切なお話を3つさせていただきました。
農場にはまず、良質なスキンケア原料を栽培する有機農場として大切な役割があります。

より良質なスキンケア原料を栽培するためには、自分たちの手で土作りから行いたい。
そのような想いから、約18年前に、8000平米ある耕作放棄地を重機や手作業で開墾し、現在の体験型スキンケア農場となりました。

そして、味が濃くて栄養豊富なお野菜が身体を元気にするように、土作りからこだわることで、お肌を根本からすこやかに育む原料を使ったスキンケアをお届けできるようになりました。

二つ目が、豊かな里山での自然体験を通して、健康を作るという役割。

農場には、すこやかな素肌を作る美肌菌が多くすむという研究結果があり、田植えや稲刈りなどの農作業体験、里山ヨガ、昨年オープンした『HOLY FUNGUS(ホーリーファンガス)』でのキャンプ体験を通して、健康的なお肌や身体作りを応援しています。

私たちはこれまでに、稲刈りなどのイベントにご参加いただいた皆様が、気持ちよく汗をかき、元気になる姿を、たくさん見てきました。

その姿を通して、すこやかな素肌のためには、健康的な生活習慣も大切だということを実感しています。
そして三つ目が、母袋という美しい自然環境を、後世に引き継いでいくという役割です。
「有機(organic)」の本来の意味は、「根本的な(origin)」ということ。
周りの自然循環に影響を与えず営みを循環させていくという、有機農法の本来の目的を継承し、子どもたちに伝えていくという役割も果たしていきたいと思っています。

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さてご挨拶の後は、代表・高柳の案内による農場散策に出発です♪


『米ぬか白石けん』に配合するなど、スキンケア原料となる米ぬかや、美活甘酒『はだ恵り』に使うお米を栽培する田んぼは3つ管理しています。
5月にお客様と手植えしたお米は元気に生長し、来月収穫時期を迎えます。
田んぼの奥にあるのは、栄誉豊富な土作りに欠かせないたい肥や培養土を作るたい肥舎。


米ぬか、藁、牛糞などを約1カ月かけて混ぜ、発酵させます。発酵中は、約70度ほどにも温度が上がります。
「それにより、雑草が生えにくくなり、管理がしやすくなるんですよ」と高柳。
ご参加者様は「本当だ!温かい。発酵しているから臭いも少ないですね」と実際に出来立てのたい肥の感触を体験されました。

次は、たい肥舎の向かいにあるキャンプサイトへ。
栗栖川と高那巣川を臨むホーリーサイトは、景色が良く一番人気です。
「昔は母袋には主要な街道があり、人が多く行き交う場所でした。さらに谷筋が合わさる“良い気”が集まる場所として、神聖な空気が漂っています」と高柳。
ご参加者様は、眼下に臨む白山神社があるパワースポットを撮影されていました。


収穫を終えたラベンダー畑は、花を摘み取った後も良い香りが漂っています。
ネオナチュラルでは、「一物全体(いちぶつぜんたい)」の考えから、花だけでなく、葉や茎もスキンケアや日用品に活用しています。

ネオナチュラルのスキンケアの主要原料である有機ヘチマは、ちょうどヘチマ水を収穫する時期。

茎からしたたり落ちるヘチマ水を手に取り、お肌を潤していただきました。

採取したヘチマ水は、保管庫で1年熟成させます。
ご参加者の皆様は、1年間も、どのように鮮度を保ったまま熟成されるかに興味津々でいらっしゃいました。

散策の最後は、ヘチマ水の試飲タイムをお楽しみいただきました。
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散策で気持ちの良い汗をかいた後は、代表・高柳によるスキンケアセミナー会場へ移動しました。

ネオナチュラルが大切にしているのは、お肌の仕組みに合ったスキンケア。
お肌の仕組みを考えたとき、最も大切なことは、“常在菌”の働きを阻害しないスキンケアです。
そのために、素材選びから徹底的にこだわります。


ご参加者様から「なぜヘチマを使うのですか?」とご質問をいただいたのですが、それは伝統的な素材だからです。
長い間何百、何千万名という人々が愛用してきたヘチマ水は、スキンケア素材としての歴史の長さが、その効果を証明しています。
そして製品作りにおいては、常在菌にとって余分な物を極力入れない製法を守り続けています。

ラボでは日々、まるでおいしくて身体に良いお料理を作るように、代表・高柳が良質な素材を配合したり、粉末にしたり、漬け込んだりしています。

最後に、皆様と一緒に「スキンケアのスタートである洗顔の大切さ」といった日々のスキンケアについて、そして「なぜスキンケアが必要なのか?」「美しさとは?」といったことを考えました。
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お腹が空いてきたところで、地元の野菜をたっぷり使ったお弁当と、地元のみつるさんが釣った天然鮎を食べながら懇親会を楽しみました。

懇親会の後は、ネオナチュラルと共同研究をしている金城学院大学生活環境学部の平野先生から、共同研究などについてお話していただきました。
腸内環境がお肌、心、身体に与える影響や、流行の食生活が実際に身体に与える影響といったことなど、皆様は熱心に耳を傾けられていました。

懇親会の後は、農場で採取した有機ヘチマ水をベースにした香り豊かな化粧水作り。

“すっきり”、“華やか”、“リラックス”の中からお好きなブレンドをお選びいただき、オイルを配合していきます。

そして、アランビック蒸留器で香り豊かな蒸留水を取り、オイルとブレンド。


さらに、有機ヘチマ水を加えて完成です♪
シュッと吹きかけて、早速お肌をリフレッシュされていました。

締めくくりは、農場スタッフお手製、キャンプ場でも人気の発酵スイーツとヘチマ葉茶のティータイム。
皆様とたくさんお話をでき、代表・高柳もニッコリ(^▽^)


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
なお、今回大変ご好評だったので・・・
東京でのオープンファクトリーの開催が決定しました(^^)/
まるで農場にいるような体験ができるよう、スタッフ一同頭を突き合わせて、計画を立案中です。
時期は今冬を予定していますので、わかり次第メールマガジンなどでも告知してまいりますね。
楽しみにお待ちください^^
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イベントが終わる頃、農場ではスタッフ・御澤と岐部が、ハーブを収穫して乾燥させていました。


10月11日(土)に開催予定の「まるごと秋の収穫祭2025」のお楽しみイベントで使う予定ですので、楽しみにお待ちくださいね(^^)

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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