いい髪は、いい頭皮から

髪は皮膚が変化して出来る物で、当然ですが頭皮が健康でなければいい髪は出来ません。
いい髪は、いい頭皮から生まれます。

そこで大切なのがシャンプー。
ネオナチュラルでは合成界面活性剤を一切使用しない、国産馬油油脂100%の石鹸シャンプーをお届けしていますが、改めて石鹸シャンプーについてお話ししたいと思います。
●石鹸シャンプーは髪の毛に悪い?
石鹸シャンプーは、キシミが出るため髪の毛を痛めると誤解される方が多くおられますが、コレは一時的にアルカリになるために起こる現象で、実際に髪を痛めることはありません。
反面合成シャンプーの場合、非常に強い洗浄力で髪の毛のタンパク質まで洗い流してしまい髪の芯までスカスカな状態になってしまいます。
そして、これを補うために髪の表面を化学的な成分でコーティングすることで、しなやかな仕上がりにしています。
洗髪をしている美容師さんの手をご覧なってください。
可愛そうに、ひどくあれています。
これが合成界面活性剤シャンプーの結果なのです。
●洗顔石鹸とシャンプーは別物?
シャンプーは髪の毛を洗う物だから、洗顔石鹸やボディー洗い用の石鹸とは別、って考えている方がとても多くおられます。
<洗顔は石鹸がよい>というお話は、当たり前になってきていますが、シャンプーは、まだまだ理解されていません。
でも考えて頂くと解るように、洗顔によくない物が洗髪によいはずはありません。
反対に洗顔によい物は、洗髪にもよいのです。
シャンプーの目的は、髪の毛を清潔に保つことですが、実際には髪の地肌を洗うのが主な目的です。ましてや髪は肌の組織が変化した物。
特に健康を気遣う方や、地肌に悩みをお持ちの皆様には、シャンプーにも地肌の健康を考えた物を使って欲しいのです。
●石鹸シャンプーのキシミの理由
石鹸シャンプーは、石鹸ですからアルカリ性で、逆に弱酸性のシャンプーは、合成界面活性剤を使用したシャンプーです。
ですから石鹸シャンプーの場合どうしてもキシミが出ます。
特に髪が痛んでいる方ほどキシミが大きくなります。ただし、このキシミは髪の毛が痛むというわけではなく、アルカリにより一時的になるだけで、弱酸性リンスを行って髪を弱酸性に戻せば、すぐにキシミは解消します。
●石鹸シャンプーのコツ
石鹸シャンプーは、合成シャンプーと比べると洗浄力は弱く泡立ちも少なくなります。
この欠点を補うために、シャンプー前に髪と頭皮をお湯ですすいでください。一般的に髪の汚れの大半はお湯だけでも綺麗になるといわれています。
合成シャンプーは頭皮に残っても界面活性を失わず、頭皮に悪影響を与えます。
その点、石鹸は頭皮に残った場合、すぐに界面活性を失い無害化しますが、だからといってすすぎをあまりしなくてもいいという物ではなく、頭皮のためにはよくすすいで頂いて、弱酸性リンスを行うことで負担を少なくできます。
弱酸性リンスは頭皮のための化粧水という意味もありますし、この弱酸性リンスは身体の肌にもよいので、ついでに身体もリンスできちゃいますよ。
●頭皮が弱い方は
優しい石鹸シャンプーでも、頭皮が弱い方には洗うという事自体、負担になってしまいます。そこで、より頭皮に負担をかけない為に、なるべく手早く洗ってください。髪や地肌は長時間ゴシゴシする必要はありません。短時間でも充分清潔になります。身体だって、同じ場所をゴシゴシしたらお肌がボロボロになってしまいますよね。それと同じです。
ある程度たっぷりシャンプーをつけて泡立て、なるべく短時間で洗髪していただくと、髪にも地肌にも優しく洗髪できます。
以上簡単なコツをお話ししました。
また疑問がありましたらご連絡くださいね。