美しい海に囲まれた離島に農園はあります。
沖縄の那覇空港から車で約1時間かけて浜比嘉島(はまひがじま)にある月桃農園に向かいます。農園は、農薬散布の影響を受けないように、他の畑とは隔離された離れ島で栽培をしています。 昔は完全な離島でしたが、今は橋でつながっているので、車でも行けます。島の周りは珊瑚礁で囲まれた美しい島です。

雑草も生い茂る有機農園
月桃農園に着くと、ここが農園??というくらいに雑草が生い茂っています。
出来る限り人の手を加えないようにしているため、雑草も生い茂っているのです。
色々な植物が勢いよく育つのは、土地が豊かな証拠!
自然の力を信じて生産しているのも有機JAS認定の月桃農園ならではと感じました。
雑草の中でもやはり月桃のあざやかな緑色は目立っていました。

5,000坪の農園での収穫
月桃農園の広大な敷地では、年間を通して収穫出来るようになっています。
月桃の収穫と同時に雑草も処理して、月桃の茎を細かくしたものなど有機肥料を加えます。
機械を使って収穫することも考えたそうですが、小さい苗を選別するには、やはり人の手が一番だそうです。
特に夏はギラギラ照りつける太陽で過酷な作業になります。そのため収穫は早朝に行います。
現地に着き早速、月桃の収穫をしました。勢いよく伸びる雑草をかき分け、繊維が強い月桃の収穫は想像以上に大変な作業でした。



150kgからコップ半分の月桃油を取り出す
● 収穫した月桃を工場へ運び、手作業で丁寧に茎と葉を切り分けます。

● 茎と葉に切り分けた葉の方を細かく裁断して月桃精油や月桃水を摂るための蒸留装置に入れます。

● 釜の中はこんな状態で、おおよそ150kgほどの月桃の葉が入っています。

つまり月桃油は、この一釜から蒸留してコップ半分程度と少量しか出来ないんですよ。
また月桃蒸留水はこの釜から一定の量のみ採取すると決めています。それ以上に採取することも出来ますが、それだけ薄まってしまうこと、品質・香りが安定しないとのことで徹底して行っています。
採取した月桃水は植物がもつ抗菌力で3年以上経っても腐敗しないです。

希少な月桃でお肌に力を与える喜び
「一般的に出回っている月桃水は蒸留度が低く薄まっているものが多く、それが普通だと認知されています。
しかし、私達は一番よい蒸留度を守っています。
そうすることで、香り・品質ともに他の何よりも優れています。
それがスキンケアに使われればお肌が元気になること間違いないと
確信しています。」
自然のエネルギーに満ちあふれた場所で育った素材にはとても力があると思います。 皆さまのお肌にも月桃や植物が持つ力が伝われば嬉しいです。

月桃を使用したアイテム

肌本来のしくみに寄り添い、根幹からの美しさを支えるオーガニックスキンケア。

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